ダーラムアカデミー@ダーラム

ダーラムはパブリックスクールがイマイチ評判が悪いのですが、トライアングルエリア全体の中でも評判のいいプライヴェートスクールのダーラムアカデミーという学校があります。

初めて訪問しましたが、ほんとゴージャス。

特にスポーツにも力を入れているようで、テニスコートやジム、その他もろもろのフィールドは金持ちエリアにあるプライヴェートカントリークラブか?という感じでした。w

しかし、ジムにはシャワーもついているようで(当たり前か?)かなり充実した施設が整っているようです。

どこかの子どもたちのように(←うちの子たち)、部活の後、汗だくでむさくるしく帰って来るのとはやはり違いますね。

Ice Show “On the Radio”

先月PNCアリーナでPolar Ice Houseのスケーターたちでのアイスショーが行われました。

私は、Adult Theater on Ice, Cary という団体のグループ演技で、80年代の音楽中心の構成のプログラムに始めて参加いたしました。コーチ3人と大人スケーター5人の8人で結成されたグループです。

フィギュアスケートを始めて約7年、以前からお誘いを受けては、お断りしていました。

娘のフィギュアスケート、息子のアイスホッケー、ウィンタースポーツはスポーツの中でもかなりお金がかかります。それに加えて私までとてもとても… と逃げ腰でしたが、最近結成されたこのグループはかなりリーズナブルな価格、それに、衣装も各自勝手にそろえるというかなり適当なので、お正月に立てた今年の目標、新しいことに挑戦、を見事1月中に達成してしまいました。

本番まで4 レッスンのみ、みんなでプログラムの構成をアレンジしていき、通し練習って4-5回ぐらいしかしていません。

え、こんなのでいいの??

と最初はかなりあせりましたが、みんなで合わせるところ意外は、適当に滑るプログラム構成。

なんだかあっという間に、そしてあまりにも適当に終わってしまいました。

一番苦労した点は、メイク。

普段ファンデーションとアイラインしか引かない私がいきなり舞台メイクに挑戦です。

YOUTUBE で探しても40-50代対象の舞台メイクのしかたなんてありません。

ナチュラルメイクならたくさんヒットするのですが、今の私には、宝塚風のこってりメイクが必要なのです。

最近メイクの勉強をしている娘が張り切ってメイク担当を申し出てくれましたが、やはり若い子のメイクは全然似合わないし、第一顔の構成がぜんぜん違います。娘のほうがギブアップしてしまいました。
仕方が無いので、自分でいろいろ試し、どう?と主人と娘に見てもらっても、

「その目、殴られたみたい。」
「なんか… こわいよね。」
結局その殴られたような怖い顔で出場してきました。

さてPNCアリーナでは、リハーサルなし、リンクの1/3 ぐらいのところに黒幕が引かれており、その後ろで、ウォームアップができるようになっています。

その黒幕の合間から、スポットライトの当たるリンク中心に向かって滑り出す瞬間、なんかこんなシーンのCMあったよね、と頭に浮かび、それは、それは、楽しいひと時でした。

入場料は一人10ドル。

チケットは、280枚ぐらい売れていましたが、このアリーナに280人ではほとんど誰もいないみたい。

フィギュアスケートは試合とテストしか興味のない娘はパス。

僕も舞台裏でいいから、PNCで滑ってみたい、とありえないことを言い出す息子もパス。

結局我が家からは、夫のみが見にきてくれました。

今回の収益金の一部は、Scott Hamilton のSK8 to Elimin8 Cancerという基金に寄付されるそうです。

Scott Hamilton は、80年代代表のフィギュアスケーターでオリンピックゴールドメダリストです。

そして、Cancer Survivor でもあります。

アメリカ予備選挙2017年

アーリーヴォーティング(期日前投票)のサインは投票場所には一か月ぐらい前から目立っていました。

選挙時になると信号のある交差点などにたくさんの選挙サインが設置されます。
たくさんありすぎて一体何が何だかよくわかりませんが。

ニュースで話題になる候補者はほんの数名ですが、たくさんいることがわかります。

今回の選挙では市長の他2つの役職が選ばれる予定です。

2001年からずっと市長を務めていたビル・ベル氏が、次回の市長選には出馬しないことを発表して以来ダーラムでは、新しい街づくりへと多数の候補者が名を挙げて選挙活動をしてきました。

日本びいきのベル氏の写真を数回撮影したこともあり、個人的に話す機会もあったので、とても寂しい感じもします。公務に係わる人なので、当たり前と言えば当たり前なのですがいつお会いしても、ピシッとしたスーツとぴかぴかの靴を履いていらっしゃり、とてもおしゃれな感じがしました。きれいな服を着ているというばかりではなく、洋服に負けてないというか、しっかりと着こなしている感じがとても素敵で魅力的でした。さすが16年もの長い間市長を務めて街そのものを立て直した人だけあるなと思いました。

長い間お疲れ様でした。
Mayor Bill Bell Leaves the Political Stage on High Note

(市長、この記事の中の写真で、フィットビットつけてますね~!お友達になってもらおうかな?)

さて、10月10日予備選挙(プライマリー選挙)がありますが、すでに期日前投票は始まっています。

今回注目するのは、貧しい地区であるダーラムでかなり「お金の匂いがプンプンする」選挙戦だと言うことです。理由はよくわかりませんが、候補者の中で、若手のピアス・フリーロンが資金集めでも6万ドルを一人で集めその金額はダントツトップで話題にもなっていました。

フリーロンと言えば、ダーラムを中心とする活動するヒップホップアーチストとして地元ではかなり人気がありますが、UNCチャペルヒル校では、黒人文化や音楽についての講師としても活躍中です。

実はこの方、お父さんは、全米的にも有名な建築家のフィリップ・フリーロン、お母さんは、グラミー賞にノミネートされたこともあるジャズシンガーのニーナ・フリーロンというサラブレッド家族の一員でもあるわけで、ある意味恵まれたバックグラウンドを利用していることは事実なようです。更に、外見的風貌も抜群で、モデルとしても活躍していた時代があるようです。

撮影:上山仁子 (c) Hitoko
©Hitoko

フリーロン率いるバンド「The Beast」 フリーロン氏は右から2人目。私生活では献身的な夫であり2人の子どもの優しい父親でもあります。

今迄選挙に興味がなかったような若い世代や低賃金世帯を対象に、フリーロンがどこまで頑張れるかによって、結果が大きく変わるだろうとは言われていますが、所詮経験不足により、最終的には Steve Schewel か、Farad Ali になるだろう、との予想です。

結果はいかに。

ダーラムは、日本の富山市ともシスターシティーの関係を結んでいるので、政治が変わると日本にもある程度は影響が出るのかもしれません。今までは日本びいきの市長だったので安心でしたが、その辺どうなるのでしょうか?

市長が変わることにより、どこまでダーラムの変貌が続くのか、期待されるところでもあります。

Third Friday ArtWalk @ Durham

(c) Hitoko
©Hitoko

ストリートに出ていたダーラムで毎月第3金曜日の夜に行われているアートウォークのサイン

6月の第3金曜日の夜のこと。

共通の知人の紹介で「トライアングルにいる日本人アーチスト」とのミートアップが実現しました。

以前から彼に

「ヒトコ、是非君に紹介したい素晴らしい日本人アーチストがいるんだ!絶対に会うべき!」

と力を込めて言われていたのですが、なかなか実際にお会いするということができずにいました。

しかし、今回はメールをもらったら、みんながタタタッという感じで連絡を取り合い、

「じゃあ、今日会いましょう!」

となったわけで、人と人が出会うきっかけというものは、そのタイミングが決まっていて、そして突然にやってくるものなのかもしれないな、と思った次第です。

私たちが会うきっかけとなったのは、ダーラムやチャペルヒル、カーボロで毎月行われているアートウォークというイヴェントでした。

お二人ともが、ダーラムで行われている「Third Friday ArtWalk」に参加しているギャラリーやスタジオのアーチストであり、その夜はお二人ともがギャラリーのはしごでダウンタウンダーラムの街中を行ったり来たりしている(という印象を受けた)とのこと。

皆さん、すごいな。

そんな時に仕事で家に引きこもっている場合じゃない、と思った私は早速そのお二人のギャラリー・アートスタジオにおまじゃすることにしたのでした。

まず最初に訪れたのは、テイラー祐子さんが所属するPleiades Galleryというギャラリー。

いきなり強い雨が降ってきて、車を停めるところにやや手こずってしまったけれども平日の6時以降はだいたいどの駐車場でも無料となるので、有料駐車場へ停車。

車を出る頃には、雨もやんでラッキーでした。

アートウォークで多くのギャラリーやレストランなどが解放されているからかもしれませんが、金曜日の夜のダーラムのダウンタウンは、昼間のビジネスアワー時とはやや雰囲気も異なり、多くの人々が歩いていました。

一緒に連れて行った長男も、人々で溢れる活気な街角に、大喜び。

「ぼくも大きくなったら、バーとか行ってアルコールとか飲みたい」

と言っておりました(w)。

(大きくなったらって(w)。しかし、まだ未成年なので、後3年は待たないといけませんね〜!)

(c) Hitoko
©Hitoko

ストリートには、アートウォークのサインがちらほら。
おぉ、あった、あった。ここが噂のPleiades Galleryというギャラリー。

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ダーラムのニックネーム「ブルシティー」の名の通り、ロゴもブルのモチーフ。

(c) Hitoko
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入場も無料。中ではオープニングパーティーが行われていました。

Yuko Nogami Taylor:東京生まれ。日本画も描くペインターで、1990年以来NC州ラリー在住。トライアングルエリアのアートショーに活動的に参加している。

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その日にギャラリーに展示されていた祐子さんの作品はこちら。

昔のアメリカで奴隷として過ごした黒人の写真からインスピレーションを受けて、彼女なりにストーリー展開したものが彼女の作品のテーマになっているのだそうです。

この絵は、1920年代の禁酒時代のアメリカで「Four Roses(バーボン)」の箱を運ぶ黒人のポートレイト。

「当時奴隷だった人たちの写真がなぜ存在するのか、ということも非常に興味深いでしょう?」

と祐子さん。

初対面にも関わらず、とっても気さくにいろいろなお話をしてくれました。そばでニコニコと見守る旦那様はジャズミュージシャン(ドラマー)だそうで、日本でも演奏をしたことがあるのだそうです。

「Four Roses」は、アメリカのケンタッキー州で蒸留されていたバーボン銘柄で、かなり後になってから日本の「麒麟ビール」に買収されたのだそうです。

麒麟は確か「キリン・シーグラム」とも呼ばれていたと思うのですが、祐子さんの作品を鑑賞しながら、ふと家にあった父のウイスキーのボトルや黄色いプラスチックのケースに入って酒屋さんから運ばれて来たビールのことなど、子ども時代に焼き付いていたことがよみがえってきました。

キリン・シーグラムについて後で調べてみると、日本の高度成長期でビールの人気が沸騰した1970年代に、カナダの酒造メーカー「シーグラム」と合併し、「キリン・シーグラム」という子会社を設立して洋酒事業にも参入した、と書いてありました。

そうそう、ロバート・ブラウン、とても懐かしいです。

さて、場所をムラスギチエコさんのスタジオのある「Golden Belt」へ移します。

ここは、ダウンタウンからはやや離れたところにありますが、昔の繊維工場で歴史的保存物とも認定されていた建物が改装されて新しく生まれ変わったのだそうです。アパートやオフィス、そしてアーチストたちの活動の場として提供されている、とのこと。

ダーラムのアメリカンタバコキャンパスも、以前はタバコ製造工場だった場所が現在はトレンディーなレストランやオフィスなどが入ったビルディングへと改造されています。

ダーラムという街には、その古い歴史を残しつつどんどん改築されていくビルディングが他にもたくさんあるわけで、このように次から次に開発されていく場所が現在のヒップな街づくりの一部として貢献しているのだと思います。

Chieko Murasugi:東京生まれ。両親が30代の頃、家族でカナダに移民した。大学では心理学専攻。その後カリフォルニアへ渡り、スタンフォード大学では「Visual Neuroscience」を学ぶ。2011年よりチャペルヒル在住。

(c) Hitoko
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Golden Beltのチエコさんのスタジオ内で。テイラー祐子さん(左)とムラスギチエコさん(右)お二人ともとても素敵な女性でした。

(c) Hitoko
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チエコさんのスタジオはビルディング3の中にあります。

(c) Hitoko
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中はこんな感じ。とってもかっこいいですね。

(c) Hitoko
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こんな空間でアートの制作ができると確かにモチベイションも高まりますね。

(c) Hitoko
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中はこのように仕切られていました。

(c) Hitoko
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スタジオ内に展示されていたチエコさんの作品。色使いや筆の力強さはとても気持ちがいい。

チエコさんに最初に初めてメールを出した時、日本語が話せるものだと勝手に推測して日本語で送ったのですが、

「ごめんなさい。私は日本語読めません。」

とご丁寧にお返事が送られてきました。

チエコさんは、東京生まれですが、3歳の時に両親に連れられてカナダへと移住したのだそうです。

「でもグーグルトランスレイトしたので、なんとなく意味はわかりました」

と、ニッコリ。

最後の方では、「できない」という日本語もしっかりとお話できることがわかり、さすが頭の良い方のレベルはやはり高いのだなと思いました(w)。

カナダとカリフォルニアが長かったチエコさんがアメリカ東海岸のこの土地に引っ越してきた理由は、当時 UCSF(カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校)の教授だったご主人に、デューク大学より仕事のオファーが来たからなのだそうです。

「デュークは、とっても気に入っています」

とご主人もニコニコ。
サンフランシスコから引越しして、未だに馴染めないのは「湿度」だけだということでした。

デュークの権威あるプロフェッサーだと思うのですが、長男にもわかりやすくご自身のお仕事のことを説明してくれました。

この日は、久しぶりにアートな体験ができて、私にとってもとても刺激的な夜となりました。

ちなみにチャペルヒルのアートウォークは毎月第2金曜日に行われているようです。

今度は是非、地元チャペルヒルのアートウォークにも行ってみたいです。

M Sushi

ダーラムのダウンタウンになにやら、怪しげなサインがあるな、と思っていたら、それは、新しくできた「スシレストラン」のサインだった。

日本びいきの友人が

「ヒトコ、また新しいスシ屋がダーラムにできたの知ってる?
この間行ってみたけど、君がよく作る茶色いスシ(稲荷スシ)もあったよ!」

と教えてくれた。
(稲荷スシがメニューにあるすし屋は、ちょっと怪しいな!ファストフードっぽい感じがしないでもない…)

ダーラムのダウンタウンは開発が進んでいるのであちらこちらに工事中のビルが建ち並ぶが、この「Mスシ」というのも工事中の建物の近くのようでややわかりずらい。

それで、ご丁寧にもサインがあるのだろう。

が、聞いてみるとこのレストランは、ラリーにある「Sono」というスシレストランのオーナーの2号店としてダーラムに出来たのだそうだ。
オーナーはかなり若めの中国系アメリカ人らしい。

「Mスシ」のロゴは、「M」の部分が富士山を思わせる感じでもあるし、もしかして「マウントフジ(Mt. Fuji)」の「フジ」と「スシ」の駄洒落だったりして?(w)

なるほど。

M Sushi logo
M Sushi logo

個人的には、「Sono」のサイトからもぐんぐん伝わるどことなくアメリカンというか「フランチャイズ」的雰囲気がちょっと残念かな?と思ったりするが、まあ、頑張っているということなので、今度是非行ってみようと思う。

先日、富士子ちゃんが書いてくれた記事といい、ダーラムにはもっと日本食が増えそうだ。

M Sushi
309 East Chapel Hill Street, Durham, NC 27701